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【コーヒー豆知識】ドリップコーヒーの抽出の原理は浸透圧!

こんにちは、藤井です。

 

今日は暑いですね。。。
店内にビールが置いてあるのでうっかり「朝からビール」をしたくなります。。。

いやいや、仕事中。

それに、すぐに顔が赤くなるので飲むのは夜だけにしています(笑)

ビールは水!
という男らしい男になりたいのですが。。。

 

そう、先日、男らしい(というか男性が好きそうな)内装のカフェに行ってきました。

入谷にあるDAVIDE COFFEE STOPさんです。

 

coffeeshop

 

アメリカンな感じがして男性好きそうじゃないですか?
ターコイズブルーを始めとして可愛い色合いもあり、雑貨もあり、女性も楽しめるはず!

もちろん、コーヒーも美味しく、美しいラテアートを堪能できます♪

エスプレッソベースのお店ですね。是非行ってみてくださいね♪

 

さて、今日は前回の続き、コーヒー抽出の原理「浸透圧」について。

過去ブログ:【コーヒー豆知識】ドリップコーヒーの蒸らしって必要?

 

ドリップコーヒーの抽出は浸透圧を利用している

 

前回は蒸らしについて簡単に説明致しました。

蒸らしは、

挽いた粉にお湯をかけることで、
ハニカム構造となっている豆の空洞(0.01mmレベル)にお湯を溜め、
空洞内部の壁に付着したコーヒー成分を溶かし、
空洞内部にコーヒーエキスをつくる

という工程でした。

さて、この空洞内部にできた濃いコーヒーエキス。
これを取り出すことがコーヒーの抽出になるのですが、その方法に浸透圧という原理が使われます。

 

浸透圧

wikipediaなどインターネットで調べるとなかなか難しい言葉が並びますが、ざっくり簡単に言うと、

「濃度の異なる2種類の液体を隣り合わせに置くと、互いに同じ濃度になろうと働く力」

という仕組みです。

 

空洞の内部に溜まったコーヒーエキスは、この浸透圧がかかって抽出されます。

 

蒸らしが終わったコーヒー粉(空洞内部にコーヒーエキスが溜まっている状態)にお湯を注ぐと、

注いだ部分で

「コーヒーエキスを含んだ液体」
「お湯」

が隣り合うことになり、先程説明した浸透圧という力が働きます。

すると、濃度の濃い「コーヒーエキスを含んだ液体」と濃度の薄い「お湯」が均一の濃度になろうとして、
空洞内部からコーヒーエキスが抽出されます。

それが、サーバーへ落ち、お湯が茶色の液体に変わるんです。

 

上記は透過法のペーパードリップを例にしましたが、
フレンチプレスなどの浸漬法についても同じですね。

お湯に浸かっている間に浸透圧が起きているわけです。

過去ブログ:コーヒーの抽出方法は浸漬法と透過法の2種類!

 

インスタントコーヒーのように粉そのものがお湯に溶けてるわけではないんですね。

 

上記の原理を知っているだけで、
ドリップする時の意識が変わると思いませんか?

蒸らしをしてコーヒーエキスを作り、
お湯を注いで浸透圧を起こして抽出する。

 

蒸らしが不十分だとコーヒーエキスがしっかり作られていない。
そのため薄いコーヒーができる。

浸透圧を知ると、お湯を注ぐスピードや、注ぐ回数にも気をつけるようになります。

 

是非、次回ドリップする際は意識してみてくださいね♪

 

それではまた。

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