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コーヒー抽出時間

江戸川橋卓球カフェのコーヒー抽出条件(抽出時間について)

こんにちは、スタッフの藤井です。

今日は美味しいコーヒー飲みましたか?(^^)
今日はお越しいただいたお客様に「おいしい!」とありがたい言葉をいただきました。
色々と試行錯誤した成果が出て嬉しいと同時に、より美味しいコーヒーを提供するために日々研究したいと思います。

さて、今回も美味しいコーヒーを見つけるためのちょっとしたお役立ち情報を。

前回のお役立ち情報はこちら↓
江戸川橋卓球カフェのコーヒー抽出条件(湯温について)

 

コーヒーは抽出時間で味が変わる?(抽出時間について)

 

コーヒーの抽出条件を変えることで、コーヒーの味は大きく変わります。
前回はお湯の温度がコーヒーの味にどのようにかかわってくるかを記載しました。

今回は、抽出時間です。

 

前回のブログでも記載しましたが、当カフェのブラジル(中煎り)ドリップコーヒーは
現在のところ以下の条件で抽出しています。

  • 湯温 85℃
  • 挽き目 中挽き
  • 粉量 17.5g
  • 抽出時間 2:15
  • お湯の量は240ml

 

今回は、抽出時間を変更してみたいと思います。

当カフェのブラジル通常抽出時間は2:15ですが、それを以下の条件で淹れてみました。

  • 1分45秒
  • 3分00秒
  • 4分00秒

 

1分45秒で淹れた場合

コーヒー抽出時間
全体的に軽い。コーヒーが苦手で普段ブラジルを飲めないスタッフも飲める。
酸味を感じるが苦味は全く無い。通常(2分15秒)よりも甘みを感じる。
香りも少し弱い印象。

 

3分00秒で淹れた場合

コーヒー抽出時間
全体的にどっしりとした印象。味が濃くしっかりとしたコーヒー。
口に含んで飲み込んだ後に酸味を強く感じる。
飲み込んだ後に少し雑味が残るが気にならないレベル。

 

4分00秒で淹れた場合

コーヒー抽出時間
コーヒーの色がこれまでの時間に比べて濃い。
香りも少し焦げた臭い。苦味が強く飲み込んだ後にエグみが残る。

 

以上のように、抽出時間の違いでもコーヒーの味が大きく変わることを身をもって体感しました。

当カフェのブラジルの粉量、お湯の温度、挽き目では、
2分00秒〜2分30秒での抽出が、
ブラジル豆本来の酸味と苦味を雑味なくしっかりと味わえると考え、2分15秒で提供しています。

 

コーヒー抽出時間が長ければ長いほどコーヒー成分が抽出される

 

直感的にわかるものですが、
抽出時間が長くなればなるほど、味が濃いものになります。
(注ぐお湯の量は一定とします。)

注ぐ時間が長くなればなるほどコーヒー粉とお湯が接する時間が長くなり、
コーヒーの成分であるクロロゲン酸やカフェイン等が溶け出す量が多くなるからです。

また、コーヒーの酸味成分(おもにクロロゲン酸)と苦味成分(おもにカフェイン)では、
酸味成分がお湯に溶け出すのが速く、苦味成分は酸味成分と比較して溶け出すのが遅いです。
そのため、時間をかければかけるほどコーヒーの苦味成分の比率が上がり、苦味を強く感じたり、
必要以上に取り込むと雑味やエグみを感じることになります。

1分45秒では酸味を感じたけれど苦味は感じなかった。
4分00秒では苦味を強く感じたというのは上記性質があるからですね。

以上から、豆の酸味と苦味を十分に取り込む、かつ、必要以上に取り込みすぎて雑味を感じさせない
抽出時間を見つけると、美味しいコーヒーを抽出できることになります。

 

当カフェのブラジル豆では2分15秒としていますが、
一般的に2分〜3分と言われています。
※もちろん豆の焙煎度合いや挽き目、粉量によって変わります。

そのなかで抽出時間を色々と変えてみると、美味しいコーヒーに出会える可能性が高まります。

コーヒーの抽出時間

是非意識してコーヒーを淹れてみてくださいね!

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