こんにちは、藤井です。
当店はプライベート空間で卓球ができるカフェ・バーです。
先日ドイツで行われた世界卓球の日本代表の活躍もあり、最近卓球がブームになりつつあります。
東京にも卓球と飲食が合わさったお店ができていることもあり、
卓球を楽しむ方が増えてきているように思います。
Yahooライフマガジンさんでも下記のように特集がくまれ、当店を紹介してもらいました(^^)
梅雨入りした東京。
卓球は雨の日でも楽しめるスポーツ・遊びなので、梅雨時期にはもってこいです♪
最近は5〜10名様で当店をご予約いただき、
お酒を飲みながら卓球を楽しんでいただくことが多いです。
その中でご注文いただくことが多いドリンク。
それは、コロナ・エキストラ(海外ビール)です。
軽い口当たりで男女問わず人気のあるコロナ・エキストラ。
暑くなるこれからの季節、ビールを飲む機会が増えると思います。
今日はコロナ・エキストラをはじめとした様々なビールについて書きたいと思います。
contents
ビールの種類ってどれくらいあるの?
さて、ビールというと思い浮かべるのは居酒屋で一杯目に頼んで乾杯するあれですよね。
キリン一番搾り、アサヒスーパードライ、サントリープレミアムモルツ、サッポロ黒ラベル、エビス。
お店によって多少違いはあれど、上記のビールを飲むことが多いと思います。
以下画像をご覧ください。
これは、ビールの種類と関係性を示すインフォグラフィックです。
非常に多くのビールの種類があるんですねー!
私も最初にみた時はびっくりしました。
そして、もっと驚いたのは、先程あげた日本人がよく飲むビールが、
この中のピルスナーと呼ばれる1種類にしか属してないということ。。。
※エビスビールは違います
コーヒーもワインもそうですが、ビールの世界も奥が深いです。
上記図のように様々な種類があるビールですが、その製法から大きく2つに分類されます。
それは、ラガーとエールです。
※もうひとつ自然発酵という製法もあるのですが、極めて少ないので、今回は省略します。
ラガーとエールの違いって?
ラガー
ラガーは、ラガー酵母をつかって低温(5-10℃程度)で長時間(1週間)かけて発酵させる方法。
酵母が発酵タンクの下のほうに沈むため下面発酵と呼ばれる。
喉越しがよくスッキリとした味わい。ゴクゴクと爽快に飲んで楽しむのが一般的です。
エール
エールは、エール酵母をつかって常温(20℃程度)で短時間(3日程度)で発酵させる方法。
酵母が発酵タンクの上のほうに浮かび上がるため、上面発酵と呼ばれる。
香り豊かでコクのある味わい。ゴクゴクと飲んでも美味しいですが、口の中で香りを楽しむのも良い。
ぬるくても楽しめるのがエールの特徴です。
キリンやアサヒなど、日本の大手ビールメーカーが出しているビールのほとんどはラガーに属します。
ラガーの中のピルスナーと呼ばれる種類ですね。
さて、大枠の2つを知って頂いたところで、次に、代表的なビールの種類をご紹介いたします。
代表的なビールの種類
ピルスナー
世界中で販売されているビールの大半を占めるのがこのピルスナーです。
日本で販売されているほぼ全てのビールがピルスナーに属します。
※最近クラフトビールの流行もあり、ほぼ全てというのは語弊があるかもしれませんが。。。
下面発酵(ラガー)で作られます。淡い黄金色でアルコール度数は3-5%ほど。
キリッとした苦味と爽快な喉越しが特徴です。
ピルスナーの中にも種類があり、日本で飲まれているホップの苦味を重視したジャーマン・ピルスナー、
甘みとコクが強めのボヘミアン・ピルスナー、ホップをきかせたアメリカン・ピルスナーなどがあります。
【ホップとは】
ホップとはアサ科カラハナソウ(唐花草)属の蔓性の多年生植物で、ビール醸造においては雌花の未授精の処女花を使います。
ビールの苦味付けと香り付けに使用するものです。
<当店で飲めるピルスナー>
・ハイネケン
・コロナ・エキストラ
ペールエール
上面発酵(エール)の定番はペールエールとされていて、イギリスやベルギー等海外の主流となっています。
アルコール度数は4.5-5.5%程度。
ペールエールの適温は10℃。ピルスナーのようにキンキンに冷やさないほうがペールエールならではの味と香りを楽しめます。
ピルスナーと比較して味が濃く、香りが豊かです。種類にもよりますが、フルーティな印象もあります。
コクとパンチがありながらも飲みやすく、エール系ビールの入り口としてもおすすめ。
種類も、イングリッシュペールエール、アメリカンペールエール、インディア・ペールエール等、
定番だからこそ様々な種類があります。
代表的なものとしては、
バス・ペールエール等のイングリッシュペールエール。
ヤッホーブリューイング「よなよなエール」等のアメリカンペールエール。
そして次にご紹介するインディア・ペールエールです。
IPA(インディア・ペール・エール)
ペールエールの一種。読み方は「アイ・ピー・エー」です。
このIPAはビール好きに熱狂的なファンも多いためペールエールとは別にしました。
IPAの特徴はなんといっても強烈な苦味!
大量のホップを投入して強烈な苦味を出しています。
また、合わせて柑橘系の香りが口いっぱいに広がるのも特徴です。
アルコール度数も高めです。
このIPAの起源は諸説あるのですが、18世紀末ごろにビールをインドへ輸送する際に、
長期保存に耐えるための防腐処理としてホップを大量に投入したことが始まりだと言われています。
ビール好きにはたまらない、ビール初心者には少しキツイかもしれないとがったビールのIPA、是非お試しください。
<当店で飲めるIPA>
・パンクIPA
スタウト
”強い”という意味のスタウト。
アルコール度数が強いのではなく、色や香味が強いとされています。
代表的なのがギネスビールですね。
色合いは濃く、むしろほとんど黒いです。味わいも濃厚で、苦味も酸味も強いです。どっしりとした感じですね。
カラメル系の香りを楽しむこともできます。
スタウトは上面発酵(エール)に属します。
似たようなもの(黒ビール)にシュバルツというのがありますが、これは下面発酵(ラガー)。
日本メーカーが出している黒ビールはほとんどがシュバルツですが、スタウトと表記されています。
それは、日本の法律上のスタウトの定義が、
「下面発酵、上面発酵にかかわらず、”濃色の麦芽を原料の一部に使用し、色が濃く香りの特に強いビール”」
ということらしいので、同じスタウトだと思って飲んでも、
エールなのか、ラガー(シュバルツ)なのかで大きく違ってきます。という豆知識。
ホワイトビール
最後はホワイトビール。
ホワイトビールも様々な種類がありますが、話を簡単にするためにホワイトビールとして纏めました。
ホワイトビールは、大麦に加えて小麦または小麦麦芽を加えたものです。
色は薄黄色で、さわやかな香りと酸味、そして苦味が少ないのが特徴です。
味全体がフルーティーな風味に支配されているため、非常に飲みやすく、女性にも人気ですね。
代表格であるベルギービールの”ヒューガルデンホワイト”は、上面発酵(エール)に属します。
<当店で飲めるホワイトビール>
・ヒューガルデン・ホワイト
・ブルームーン
以上、代表的な種類とともに、当店で置いているビールを振り分けてみました。
ビールと言っても様々な種類があるんですね。
「ビールが苦手」
という人も、それはほんの一部であるピルスナーだけでそう感じてしまっていたらもったいない!
ホワイトビールのように飲みやすいものもありますし、
フルーツ感たっぷりのものもあったりします。
最近では色々なビールが飲めるところが増えてきているので、是非試してみてくださいね♪
コロナ・エキストラの魅力
さて、最近当店でも人気のコロナ・エキストラ。
コロナ・エキストラはメキシコのビールの銘柄です。実はメキシコはビール生産量が世界6位のビール大国なんです。
180ヵ国で販売されている世界で最も飲まれているプレミアムメキシカンビールで、
アルコール度数は4.5%。明るい色・独特の飲みやすい味わい・やさしいフレーバーが特徴です。
男女問わず、非常に飲みやすいビールです。
麦芽とともにとうもろこしを使用しているのが軽い口当たりにつながっています。
コロナ・エキストラはこれまでご紹介した種類の中で、ラガーのピルスナーに属します。
私も好きなビールの一つですね。
「立って飲むのがお行儀です」という広告もあり、
バーやビーチで立って小瓶をラッパ飲みすることが推奨されているのも魅力的です。
1/8カットされたライムを瓶に突っ込んで飲むのがおすすめです。
このライムがフルーツ感と酸味を際立たせ、さらに美味しくなります♪
ビールが苦手な方でも、コロナなら飲めるという方はたくさんいらっしゃるので、是非お試しください♪
個人的には、普段スーパードライや一番搾りを飲んでいる方からするとひょっとしたら「物足りない」と
感じるかもしれません。プレミアムモルツや黒ラベルがお好きな方は合うかもしれないです。
立って飲むのがお行儀。
コロナ・エキストラを片手に卓球を楽しみませんか?
それでは今回はこのへんで。
この記事へのコメントはありません。