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犬の社会化期って?子犬期にすべきトレーニング

こんにちは、村田です。

素敵な週末でしたか?明日からまたお仕事の方達、頑張りましょう!

私は先日久しぶりに伊豆の方へ営業部長も一緒に温泉へ行ってまいりました。

久しぶりの温泉、穏やかな時間を過ごさせていただきました。

何よりも今回お世話になった旅館。

レジーナリゾート ー伊豆無鄰ー

わんちゃんに対するサービス、アメニティ、設備が素晴らしいです。

また、従業員の方々のサービス力の高さ、お料理の美味しさ、どれも素晴らしくまた仕事を頑張って行きたいと思える素晴らしい旅館でした♪

わんちゃんと一緒に行ける旅館をお探しの方、是非一度行ってみてください!おすすめです。

参考URLはこちら↓

レジーナリゾート伊豆無鄰

素敵な露天風呂もあり、天気が良ければ素晴らしい夕日や朝日もみれるとのこと♪

興味のある方は是非!あ、行く際には早めの予約をお勧めします、私は4ヶ月前に予約しましたが既にほぼ満員でした。

愛犬の社会性とは、社会性を覚えさせるメリットとは

 

さて、今回のブログは前回に引き続きわんちゃんについて。

前回は躾の第一歩であるトイレについて私の実体験を元に書かせていただきました。

犬がトイレを覚えない!愛犬の特性を知って上手に躾をしましょう

前回ブログでも少し登場しましたが、今回のブログはわんちゃんの社会性について。

犬の社会性ってなんだろう

 

犬はもともと、群れで暮らす社会的な動物だと言われています。

通常は、子犬は母親や兄弟、仲間たちとじゃれあったり遊んだりしながら群れの中で生活することで、

他の犬や人とのコミュニケーションを取る能力、いわゆる社会性を身に付けます。

子犬の生後~4カ月頃までを「社会化期」 と言い、社会性を身に付ける社会化に適した時期となります。

本来であれば、子犬は家族と過ごすことで学べるはずの社会性、しかしどうでしょう?

ペットショップへ行くと生後3ヶ月や4ヶ月のわんちゃんをよくみませんか?

そうなんです、日本のペット流通の都合になってしまいますが、社会性を十分に身につける前に多くのわんちゃんは親元から離れ、人間社会の中に入ります。

ペットショップの中で他のわんちゃん達と過ごし、社会性を身につけたわんちゃんも沢山います。

しかしずっと家庭に入るまでほとんどの時間を隔離されたゲージの中で1人で過ごすわんちゃんも少なくありません。

結果しっかりと社会性を身に付けることができない場合があります。

十分な社会性を身につけることができないまま成犬になってしまうと、見知らぬ人や犬とコミュニケーションが取れずに、むやみに吠えてしまう、噛み付いてしまうなどの問題行動を起こすようになってしまいます。

わんちゃんが人間社会で暮らすために必要なこと

わんちゃんが人間社会で快適に暮らすためにまず慣れるべきこと。

・様々な人、犬と上手に付き合い接することができること

・街中にある騒音や建物など自分の家以外の環境にも対応できること

・飼い主と離れて過ごすことができる

・人にやってはいけないことを理解できる

上記のようなものが挙げられます。

簡単そうに見えてそうでもないんですよ、本当に。

よく、目があっただけでずっと吠え続ける、かわいいねーと少し近寄っただけで逃げられてしまったり吠えられた経験、皆さん一度はあるはずです。

わんちゃんも悪気があってしてるわけではないんです、不安や恐怖からこのような行動が来ている場合が大半です。

安心できるもの、大丈夫だということを知らないだけなんです。接し方や触れ合い方を教えてもらってないだけなんです。

これではわんちゃんも飼い主さんも楽しい毎日を過ごせない、、かもしれませんよね。

知らないうちに教えていた社会性(もぷくんの場合)

 

ここで当店の営業部長でもあるもぷ君はどうだったのかといいますと。

私はもぷ君を生後5ヶ月の時に我が家へ迎え入れました。

子犬の社会化期は生後2〜4ヶ月と言われています。。。。。既に過ぎています(笑)

私は当初上記のようなことは全く知りませんでした。

でも運が良かったのか、もぷ君の場合は生まれてからずっと沢山のワンちゃん達と日々過ごし、荒波に揉まれて過ごしていたようで(笑)初めて私と対面した時、しっぽを千切れんばかりにフリフリしながら飛びついて来て、膝の上に乗るなりウレションしました(笑)

引き取る際にもこの子は本当に天真爛漫な子ですよと聞いていたのですが、なるほど。。天真爛漫すぎるなと感じたほどです。

しかしやはりもぷ君も初めのうちはわからないことだらけ、我が家にきてから見る景色、環境は未経験です。

今こうしてこのブログを書きながら私がもぷ君を迎え入れてから約2年、どのようにして接し、育ててきたのかと振り返ると先ほど挙げた人間社会で暮らすために慣れさせるべき事項を自然と行なっていた気がします。

外の世界に慣れさせよう(おさんぽ)

 

予防接種などが一通り終わると晴れてわんちゃんはお外に出ることができます。そうです、おさんぽです!

わんちゃんはおさんぽが大好きなイメージありませんか?私もそう思っていました。

いざ、買った首輪とリードをウキウキでつけ、おさんぽバックも買いみんなが愛用ポイタ君も持って出発!

全く歩かない(笑)

外に出た瞬間全力の伏せ!!!伏せ!!!伏せ!!!

この写真はもぷくん初めてのおさんぽの時の写真です。

本当にここから全く動かないんです、いこうよとリードをひっぱってもこの体勢のままです。

黒い大きめの海苔巻きが引きずられている珍しい光景になってしまいます。。

今ではおさんぽと言葉を口にしてしまうと大喜びで私にジャンピングアタックしてくるもぷ君。

どのようにしておさんぽできるようになったんでしょうか。

外の世界に慣れさせよう

 

色々と調べてどうやったらおさんぽできるか試行錯誤しました。

おやつを片手に少しずつ歩かせるなど試しても効かず。。。

私がとった行動は、「ひたすら外の世界に慣れさせる」ということでした。

元々カフェが好きでして、よく1人で広いテラス席があるカフェなどに行って意識高い系男子を目指していたこともあり(笑)わんちゃんが入れるテラス席ありのカフェなどは知っていたため時間を見つけてはもぷくんを犬用のキャリーショルダーに入れて自転車で出かけていました。

すると少しずつテラス内を歩くようになり、恐る恐るですが道も歩くようになったではありませんか!

この時初めて、あぁ、この子は歩くのが嫌いではなく、ただ単純に外が怖いんだとわかりました。

それからというものの、時間の許す限りいろんな場所へ連れて行き。一緒の時間を過ごしながらお外は楽しいんだよということを伝えて行きました。

そんなことをしていたある日、いつもならショルダーバッグにいれてマンションを出るのですが外に出た時になにやら出たそうなそぶりを見せたんです。

試しにバッグから出してちょこんと下に下ろしたところ、、、、、

 

歩いたー!!!!!!!!!!!!!!!(歓喜)

それからはもうおさんぽ大好きです(笑)

考えてみればそうですよね、見ず知らずの世界に1人で飛び込み。

いきなり外に出されて歩けと言われても。。。。

なのでまずはその世界が安全だよということを教えてあげましょう。自分のいる場所は安全だということが分かればわんちゃんも思い切り自分の好奇心を出して来ます。

外に出ることに慣れると周りで起こっている騒音などにも慣れてくると思いますよ♪

いろんな人達、わんちゃんに慣れさせよう

 

次に自分以外の人との関わり、わんちゃんとの関わりについて。

自分以外の人やわんちゃんに対して吠える、自分だけ特別だなぁって思うかもしれません。

でも、どんな人にもある程度懐いてくれ、みんなから可愛がられる。

他のわんちゃんに対しても仲良く遊んだり、じゃれたりしてくれた方が飼い主さんもわんちゃんも楽しいのではないでしょうか?

お出かけをするときにどこに行こうかと考えた時の選択肢が広がりますよね?

もぷくんは人が大好き、わんちゃんが大好き。みんな大好きー!という感じです(笑)

いいのか悪いのか分かりませんが。営業部長としては完璧です。

私としても沢山の方と仲良くしていただくのは嬉しく思いますし、他のワンちゃん達と仲良くじゃれている姿はとても癒されます。

元々天真爛漫状態で我が家に来たもぷ君ですが、今現在しっかりと営業部長をしてくれているのはおさんぽの時と同様、

様々な人たちと触れ合う機会が非常に多かったことにあると思います。

仕事上、スタッフのメンバーはもちろんですがお客様とお話する中で私がワンちゃんを迎え入れた話をすれば会いたいから連れて来てくれなどと言われ、自然と多くの方々と会い、撫でられ、おさんぽしてもらうなど触れ合う機会が非常に多くありました。

結果、もぷ君は人見知りのしない愛嬌満点と周りから言われる子になっていった、いや、なるべくしてなったのかもしれません。

人間社会で生きていく上で飼い主さんだけでなく様々な人達やわんちゃんと触れ合う機会が必ずあります。

是非積極的に連れ出して触れさせてあげてほしいと私は思います。

宣伝になってしまいますが、当店はご存知の通りワンちゃん入店大歓迎です!!

広くない店内ですが、他のわんちゃんとの触れ合い、人との触れ合いに慣れさせるにはもってこいの場所だと思いますよ(笑)

是非部長ともお友達になってあげてください。

自分の子は臆病だから、とか人見知りだからとか思って囲ってしまうのはマイナスになってしまうかもしれませんよ。

私も2店舗目として当店を作ってからもぷ君を出勤させるようにし、様々なワンちゃんと触れ合うようになってからもぷ君がさらに成長したなと感じます。

どうしていいか分からなそうな状態から段々とじゃれあうようになり、おいかけっこするようになり。

人間じゃ教えられないことをワンちゃん同士で学ぶんだということを改めて感じました。

適度な距離感とNGをしっかりと伝えよう

 

人を噛む。これは人間社会でワンちゃんが絶対にやってはいけないことです。

生後4〜5ヶ月といえば甘噛みのピークです。遊んでいる時や甘えて体を預けてくると始めます。

もぷ君もはむはむ、はむはむしてました。そして携帯の画面やお財布などはガシガシやられました。(笑)

物に対しては仕方ありません。そこに置くのが悪いと諦めましょう。

ただし人を噛むのはだめですのでしっかりと教えてあげましょう。甘噛みをして来たらダメだよと言いながらすぐに離れます。

必ずその瞬間にダメだよと言いましょう。わんちゃんは事後に言われてもなんのことか分かりません。

甘えて来た時に甘噛みしてきたら下顎を軽く抑えて抱きかかえ、じっとしたらやめて代わりに噛めるおもちゃを与えると効果的です。

叱り方に関しても何が正しい叱り方なのか、情報は沢山あります。後日改めて叱ることについて体験を元に書かせていただきますね♪

適度な距離感についてですが、以前拝見したブログでこんなことが書かれていました。

人間で言えば
男子の場合 高1 女子の場合は中1

面白い表現ですよね♪いくら可愛い我が子といえども適度な距離感は大切だということでしょうか。

もぷ君の場合、私の職業からしても当店の看板犬として常勤するまでは毎日長い時間嫌でもお留守番する時間が非常に長かったんです。

かわいそう、だったら飼わなければいいのにという声があがっても仕方ないと思います。

しかしデメリットだけではないと私は感じています。

私自身、できる限りの愛情を注いでいる自信はあります、そしてお留守番することによってもぷ君自身、

私がお仕事だ、お留守番だ。ということを理解してくれているように感じています。

おかげでちょっと行ってくるねとスタッフに任せてもいい子でお店の留守番をしてくれますし、飼い主が見えなくなったら初めは少し寂しがりますがすぐに察知し静かに待っていてくれます。

また、距離感が近すぎると飼い主さんでいえばペットロス症候群、ワンちゃんで言うと分離不安症になってしまう恐れがあります。

ペットロス症候群になってしまう人のわんちゃんとの距離感で挙げられるのが、、、

  • ペット中心の生活になっている
  • 最大の楽しみや生きがいがペット
  • ペット関連の買い物や話題ばかり
  • 家族や友人との約束よりペットが大事

上記のような生活の方に多いようです。

また、同時にわんちゃんも分離不安症になってしまう可能性も高くなります。

こうなってしまうとお留守番中の吠えや破壊行動、果ては自傷行為まで、犬の心と体に多大なストレスをもたらします。

可愛いのは分かります。適度な距離を保つことはお互いのためになるんですね♪

  • 飼い主は親ではなく、オーナーだと自覚する
  • ペット以外のことにも目を向けて、趣味を持つ
  • ペットと無関係な、楽しく過ごせる人間関係を築く

上記のようなことを意識するだけでいいようですよ♪

まとめ

 

  • 積極的に外にわんちゃんを連れ出すことで自分がいる世界は安全だと教えてあげよう。
  • 自分の友人などから他人と触れ合わせることによって人と触れ合うことの楽しさをおしえてあげよう。
  • ワンちゃん同士でしか学べないことがあります、是非機会があったら他のワンちゃん達と少しずつ触れ合う機会を作ってあげましょう。
  • ダメなことはしっかりとその瞬間に伝えて理解させてあげましょう。
  • 自分とわんちゃんのためにも適度な距離感を保ちながらお互いにとってストレスのない関係を築きましょう。

いかがでしたでしょうか?

次回は友人などからもよく聞かれるこの話題。

「わんちゃんを迎え入れるとどのくらいお金がかかるのか」について書かせて頂きたいと思います。

それではまた。

 

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